豪雪の真夜中に、テントを張って
火を起こし一夜を明かすという
とんでもなくワイルドなイベントに
参加してきました。
ことの発端は、新しいスタッドレスタイヤに替えたから
ちょっとお試しで雪道を走ってみようかな~と。
芸北まで足を伸ばそうとしたところ
お誘いいただいて急遽イベント当日に参加決定!
ひょっとしたら死んじゃうかも。
一瞬、そんなことが頭をよぎりましたが
パソコンやテレビの情報を一切遮断した世界に
身を置くとどうなるのか?
一度ついてしまった好奇心の炎を消すことができず
ひたすら北へ。
このイベントの存在を知ったとき
これはネイティブアメリカンの通過儀礼である
『ヴィジョンクエスト』のようだと思いました。
ヴィジョンクエストとは・・・
元々はネイティブアメリカンが、子供から大人になる時をはじめ、
人生の節目節目で、自分達の部族の聖地に一人で行き、
大自然の中、ヴィジョンを受け取るために何日間も断食しながら
過ごす儀式なのだそうです。
何度も雪道を転びながら荷物を運び
かじかむ手でテントを張り
火を起こし
ドラム缶風呂をセッティング
焚き火で猪肉を焼いて食べ
一夜を明かしました。
途中、まさかの真夜中雪原★SMショー・・・Σ(゚д゚lll)
(こんな山の中で新宿2丁目的世界が繰り広げられるとは。。。)
普段なら絶対に会うことのない人達と
直接話を聞いたり、同じ目的にむかって協力し合いながら
自分が何を感じているのかに集中していました。
今年に入って思うこと。
今までアタマでわかった気になっていたことですが。
外側からみえることと
物事の本質は別物だってこと。
何ものにも惑わされず
もっと人や物事の本質と真実を見極める目が欲しい!
あるがままに受け止め、足し算も引き算もしない
真実を見極める目を。